棟梁ブログ
桧の木お話です。
2018-03-01
今日は桧の木のお話です。
同じ高知県産の苗を植えても、東部の奈半利の桧は赤身が濃く、西部の窪川の桧は薄いピンク色です。
土質によって色や硬さが違うので産地が一目で分かります。
私は柱や鴨居、床材などは窪川の桧が好きで使っています。
皆さんも身近にわかる花が紫陽花の花です。
自分の家に青い紫陽花の花が無いのでもらって来て花が咲いたら赤い花がまた咲いてる?などの経験して方はいらっしゃると思います。
産地や山の土質、方位などお日様の関係も左右されます。自然の力が成し得る神秘的な型などもとても
面白く、楽しい!
木、変木好きな私にはたまらない!
明日は栃木の変木のお話をします、お楽しみに❗️
杉の木のお話です。
2018-02-28
今日は、杉の木と言っても、高知県産のものは
白いところが多いです。
赤白なので、源平と業界では言ってますが、40年前は土台材は杉の赤身が、腐りにくいと言ってよく使ってました。
屋根の材料や雨に濡れる所は、赤身を今でも使っています。赤身の節がない材木樹齢150年以上はたたないと取れません。
本鮪といっしよでトロの部位は少ないし高価なものになります。
良い材木は、年月も手間もかけないと出来ません。
今、切る事も大切ですが、高知県の山はバイオ、集成材にどんどん伐採していますが、ネギのようには、木は育たないですよね〜❗️
バブル期に桧が飛ぶようにか売れ、今、日本の山には60センチの幅の梁材が取れる桧は無いとも言われています。
日本は木の文化があります。
なんか、寂しいですね!
木登りの木
2018-02-26
今日は、これから新築の家の中で使う、長さ6メートルの枝付き桧の木登りの木お話です。
奈良県の玉井銘木屋さんに頼んで山からヘリコプターで一本吊で出してきて、高圧洗浄器で皮をむき
乾燥さして出来あがりますが、又運んで来るのに
枝付きなので、4トントラックに一本しか積めないから大変手間とお金がかかります。
現場で早く立った勇者を見たいですね。
施工しましたらご報告しますね!
天使
2018-02-25
今日は、何時もお世話になっているご兄弟に女の子がお生まれになり、何かお祝いを差し上げたく何がいいかな〜と考えている時、私の長女が生まれた時にベビーベッドを作ったの思い出しました。
上の柵は取り外せるようにして、下の台は両面から
使える引き出しを付けたタンスにしています。更に2つに分かれて二台のタンスになります。
22歳に長女はなりましたが、今でも使ってくれてます。
とっても可愛い
テーブルになる銘木たち
2018-02-23
今日は、徳島出張です。
徳島には、テーブルや座卓、衝立などを全国的に
販売している豊倉銘木さんがあります。
在庫も1000坪の土地にぎっしり詰まってます。
その木の種類が豊富なのには、木を知り尽くした
私でも圧巻です。
欅、桜、栃木、楢、栓、屋久杉、花梨、銀杏、モンキーポット、まだまだたっくさんあります。
豊倉さんの、こだわりは何年もかけての乾燥と加工技術の高さが違います。
企業秘密だけど、大き木が反りにくく、狂いがない所です。
写真の木は、欅の木長さ3メートル幅1メートル以上の玉杢で今ではまず出会えない木です。
宝石に例えれば、ダイヤモンドになります。
さてお値段は?
高いか!安いか 貴方ならどう思われますか!